ボランティア報告です!

ボランティア報告です。
私が日本の某団体とコラボしている「ランドセルプロジェクト」で、フィリピンの
ボランティア団体にランドセルを送った件です。
昨日、現地からデータが届きました。

春に送ったランドセルの一部がまだ配布されていませんでした。
マニラから車で7時間から8時間のビコール（Bicol）地方の山岳地帯での話です。
度重なる台風で道路が遮断され通行不可能になっていて、ようやく10月末に
小学校での配布が終わり、データ報告が手元に届きました。
データは全て使って良いとのことでしたので、その一部を公開させて頂きます。

　
　　　　友人から届いた鉛筆1000本　　　　　　　　　　　　　　　　ビコールの小学校の外部


　　
　　　　　　　ランドセルをもらえなかった人は文房具、Ｔシャツ、シューズなどのお渡しです。

　　


　　

データ数は690枚ほどでした。
今回、私は現地に行き配布は出来なかったので、くいつくように見てしまいました。
いつも思うこと……….。
人として生まれて来たら学校に行けることは当たり前ですが、この義務教育までも
卒業が困難の子がいます。
以前にも書きましたが字を読むことが出来ない！計算が出来ない！としたなら、
自分に置き換えても、それは生涯悲惨です。
だからほんのわずかでも出来ることをやってあげたいそれだけです。
他に何の意味もありません。
人によっては国の政策が悪く、政治腐敗や官僚が悪いと言いますがそうであったとしても
それは今現在の私が出来る解決法ではありません。
一人では限りがあり、だからこそ皆さんへ声掛けして品物を集めています。
今回も仕事で後輩だった友人から1000本の鉛筆が届きました。
これは私にとって思いもつかない感動で涙しました。
それから何もないけど家の中を探したら8本の鉛筆が出てきたよ。と渡して下さった人
もいます。そうなんです。
その人が出来ることを心から、やって下さるのが私は一番うれしいのです。


　　

ランドセルを背負った少年もこんなに使いきってもまだ、使っていてくれることに
逆に私自身の方が学ぶことや考えさせられることが多々あり感謝しています。
この後は彼に今年度の別のランドセルを手渡したそうです。
手に持っているのはテニスボールです。
日本で使い終わったボールですが7000個近く送りましたこれも一つ、一つ、洗い太陽に干して私のもとに届けられたものです。ボールが再度海の向こうで、生きて使われています。
こちらこそ、使ってもらい、ありがとうと言いたいですね。

どうぞ、これからも温かく見守ってください。
みなさんご協力を心からありがとうございます。
最後まで読んで下さりありがとう。

コメント 6

とても素晴らしいプロジェクトですね。私は中南米の仕事で現地に赴いたときに子供たちの様子に強いショックを受けました。学校に行きたくても行けない子供たち。その将来は本人の意思にかかわらず貧困層からの脱却が望めずに決まってしまうのです。でも私には何一つできないと、なんとも切ない思いにかられました。
今は自分にできることから少しずつ協力をしています。
vnori様の活動、素敵なことです。ランドセルや文房具を手にした子供たちの喜びの声が伝わってきますね！
by mayolica (2014-12-02 09:39) 

素晴らしい活動ですね。
子供たちの喜んでいる表情がいいですね・・・(^O^)
by ken (2014-12-03 15:26) 

素敵な活動ですね。
自分ができること、やってみたいと思います。
by assimane (2014-12-03 20:05) 

mayolicaさま
いつも素敵なコメントをありがとうございます。
貧困層からの脱却は教育が大切ですがそこが出来ないのはとても残酷です。
日本はまだ、まだいいですね。
出来ることから始める、それが何よりですね。

by vnori (2014-12-05 17:31) 

kenさま
いつもコメントをありがとうございます。
子どもは正直です。
何もないから本当に鉛筆１本でも喜びます。
そんなこと日本ではなかなか出会いません。
豊であるってなんなんでしょうね。
by vnori (2014-12-05 17:44) 

assimane
いつも素敵なコメントをありがとうございます。
是非ともやって下さいね。
何かのきっかけになればとても、とても嬉しいです。
ありがとう。
by vnori (2014-12-05 17:46)